お口は宝石箱?


お口のおもしろ雑学

お口は宝石箱?

当医院での、虫歯治療のコンセプトでは「できるだけ削らない・できるだけ抜かない・できるだけ歯を永く使っていただく」を治療の方針として考えております。
しかし、患者様の中には、虫歯の治療時に「面倒くさいので、抜歯して!」「治療に時間がかかるなら抜いて欲しい!」などの要望を受ける事が少なくありません。しかし、患者様の将来を考えると1本でも歯を残す大切さと、抜歯するリスクなどを十分に説明した上での治療方針の決定となります。
皆様方のお口の中には、正常な口腔内の歯列状態であれば、上下の歯の合計は28本前後(近年、歯の数が減少傾向にありますが、中には親知らず又は智歯を持っている方もあります)となります。
実は、これらが、かけがえのない大きな宝石であり、大きな財産なのです。歯の数は審美性や寿命(病気)などとも深い係りがあるのは言うまでもありません。
しかし、皆様方の歯のほとんど(歯列の正常範囲)は、本来の自分自身の歯が1番理想的な歯となります。言い換えれば、人工的に作製したどんな高価な歯よりも本来の自分の歯は、見た目や機能的にも優れている場合がほとんどという事です。例として、前歯を人工の歯で作製した場合に、最も優れていると言われている「セラミック(保険適用外)」を使用した場合には7万円前後(当医院価格)の負担となります。当然、歯根が無かったりした場合の負担額は、更に大きくなります。つまり、最新の治療で、できるだけ従来の歯に近いものを人工的に入れた場合は、1本あたり7万前後が患者様の負担となり、通常の歯の本数から比較すると、7万×28本=196万円となります。
 どうでしょうか?皆様方のお口の中には、ほとんどの方々は少なくとも200万円以上の「白く輝く宝石」があることになりますね。
 問題は、この両親からいただいた大切な財産を、いかに減らさずに管理していくかという事が重要となります。